私達はどんなチームなんだろうか?
どんな言葉が効くのだろうか?
チームとしての認識スタイルを視覚化
チームレポートはメンバーのパーソナルレポートを基に作成されます。
10人のチームであれば、10人のパーソナルレポートを基に作られます。
チームレポートには『チーム比較レポート』と『チーム分析レポート』の2部で構成されています。
iWAM診断を受けた個人がチーム内でどのように分布しているか、
チーム全体とスタンダードグループとの平均値の隔たりを表した『チーム比較レポート』
チーム全体の強みと弱みを認識スタイルの相対値が高い順に並べた『チーム分析レポート』
チーム比較レポート
チーム比較レポートのサンプルです。
チーム比較レポートの記載内容
- スタンダードグループの範囲
- スタンダードグループの平均
- 個人の分布
- チームの約66%が入っている範囲(スタンダードグループ)で最も低い相対値
- チームのスタンダードグループの範囲
- チームの平均
- チームのスタンダードグループで最も高い相対値と平均値
チーム分析レポート
コミュニケーションの問題はどこにある?
認識スタイルが近い人同士は使っている言葉やその粒度が似ています。
そのため、使う言葉を意識しなくても話が伝わりやすくなっています。
逆に認識スタイルが離れている人同士は、
使っている言葉が違うので、
お互いに使う言葉を意識しなくては話が伝わらないことがおこります。
どんな相手と話をするとき、どんな言葉を使えば良いのか?あらかじめ解っていたらどうでしょうか?
また、チーム全体に話をするときにどんな言葉を入れれば理解されやすいのか?
チームレポートの『チーム比較レポート』で解ります。
チームの行動特徴は
個人のiWAM診断と同じく、認識スタイルのスコアの高い順で並べたのは『チーム分析レポート』です。
ここからiWAMの特徴となる、認識スタイルを読み解き、チームの行動特性を見つけます。
その特性がチームの業績を上げることに優位なのか、それとも業績を上げることを止めているのか?
優位であればその強みを活かすことでチームの成長が見込まれます。
止めているのであれば、業績に活かせる認識スタイルを理解し、それを伸ばす施策が考えられます。
チームの認識スタイルを上げる
チームの認識スタイルを上げる必要が出た時、認識スタイルを上げる方法は大きく分けて二つです。
1つ目はチーム内のメンバー全員が意識する。
チームメンバー全員が意識することで、個人の認識スタイルが上がればチームの認識スタイルも当然上がってきます。
チームメンバー全員が認識スタイルを上げるために、日々どのような言動を意識すると良さそうか?行動計画を作ることも可能です。
2つ目はチームの人員を入れ替える。
メンバーの認識スタイルを上げていくのは少し時間が掛かるかもしれません。
すぐにチームの認識スタイルを上げるには、必要な認識スタイルが高いメンバーをチームに入れることが良いかもしれません。
注意しておきたいのは、チーム内の認識スタイルと違うメンバーが入るということは、そこにコミュニケーションの違いも生まれることを理解することです。
チーム内の誰がリーダー向きなのか?
役職や経験でチーム内の役割を決めるのが今までの通例でしょう。
iWAMのチームレポートを使って、iWAMの認識スタイルで役割を決めることにも活用できます。
チーム内でリーダー、接客、営業、裏方等々、役割が必要な時。
その役割に優位な認識スタイルは何か?その認識スタイルが高い人は誰か?
その様な視点で役割を決めることができます。
人員配置の参考に
チームの認識スタイルを上げる方法の1つに、人員の配置がありました。
チームレポートは人員配置を考える際の、要素にもなります。
新人をどのチームに入れると、チームが伸びるのか?新人が働きやすいのか?