読書会

想像してみてください

15年前の春、二人の若者が同じ大学を卒業しました。
この二人には、共に成績が良く、人柄も良い、将来の夢と希望に満ちあふれているという共通点がありました。

そんな二人は10年後、大学の同窓会で再会しました。
ここでも彼らは良く似ていて、
二人とも結婚をして、子供もいました。
大手製造メーカーに就職して、仕事に対して前向きでした。

しかし、違いもありました。

一人は毎日仕事に追われ、終電に乗って帰宅する。
家族や同僚との小さなトラブルに悩む事も少なくありません。
少ない自由時間も勉強のために読書にあてましたが、
思うような成果が出ていませんでした。

しかし、もう一人は違いました。
マネージャーとして、プロジェクトを運営していながらも、
定時で仕事を終えて家族と過ごす時間を多く持っています。
家族や同僚からも信頼されて、
彼のために周りが動いているようでもありました。

何が違いを生んだのか?

あなたはこれまで、仕事や私生活について
何がこのような違いを生むか考えた事がありますか?

それは、生まれ持った才能でも、能力や努力でも運でもありません。
一人が成功したくて、もう一人が成功したくなかったわけでもありません。

二人の人生を変えたのは、
知識の取り入れ方と活かし方にあったのです。

彼らは社会人になってからも、学ぶ事を続けていました。
ビジネス書を月に数冊読んでいました。

その読書のやり方で大きな違いを生みました。

行動するための『多人数読書』

知識重視から創造性重視への変化

冒頭の二人は良く本を読んでいました。
古典と呼ばれる名著から、新刊を月に数冊と勉強熱心でした。

時間に追われるようになった彼は
一人で本を読んでいました。
電車の中や、帰宅後の自室で。
1文1文を追いかけて読んでいました。
時にはメモを書き込みながら読むこともありました。

もう一人の彼は、どのように読んでいたのかと言うと・・・

多人数で読書会に参加していました。
それも、ほとんど本を読まない読書会に。

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私たちはいつの日からか、調べ物=Googleへ変わってきた。
そんな日が続いてきた今日では、”AIによって今の仕事が奪われる”とまで
言われるようになってきた。

知りたいことがあれば、すぐに調べられて答えが手に入る時代になった。

「知識量が多い=頭が良い=仕事ができる」から
「○○が良い=仕事ができる」時代に入ろうとしている。
そんな時代に”読書”に求められるものは何だろうか?

『何を知っている』かよりも
『何をしている』『何を創っている』
行動して、創造することが読書に求められているのではないでしょうか。

時間に余裕があり、仕事も私生活も充実した彼が
参加していた読書会の特徴を表す言葉が次の3つです・
・目的型の読書
・多人数で読んで話す
・行動へ移す

経験がその人の魅力となり、強みに変わる

あなたは読書でこんな間違いをしていませんか?

・読書は集中して行うものだと思っている
・本は順番通り(始めから終わりまで)読むものだ
・自己成長のために月に○冊読まなくてはいけない
・ラインや付箋で印をつけると後で読んだ時にわかりやすい

など・・・
これらは読書におけるよくある間違い・勘違いです。
でももっとよくある重要な間違いに比べれば、これらはとるに足らないものです。
そう、本の内容を実践しないという間違いです。
ここに大きな間違いがあります。

本を買って、読んで終わってしまう。という間違いです。
または知識だけを人に披露して終わる。という間違いです。

本を買った人、その知識を知っている人は
数千人~数万人。有名な情報であればその人数は数十万人に上るかもしれません。
その中の上位数%にどのように入ろうとしているのでしょうか?

答えは一つ『実践する』こと。

本を読まない、読んでこない

なぜ、この読書会は行動と結果を生み続けるのか?

今日、あなたにお知らせしたいのは
Read for Action(リードフォーアクション)という読書会です。
本との向き合い方、
知識との付き合い方、
そして行動することの容易さを感じることができる会です。

この読書会は本をほとんど読みません。
事前に読んでおく必要もありません。
参加する直前に手にした本でも参加できます。

その参加者の多くが深く本を理解し、長く覚えています。
読書会に参加してから、身の回りでの変化を実感しています。
変化を実感する人たちの共通点は・・・そう・・・
『実践した』ことです。

この読書会は、実践することで本を活かし、
知識よりも経験を充実させる事でその人が活き活きとした人生をおくり、
その人の周囲までも変容させていくために行われています。

本を読んでこない。本を読む時間は極わずかしかとらない
この読書会のスタイルは、今のあなたに必要な1文に出会わせてくれます。
これは『目的型読書』『目的指向読書』と呼ばれ、
直面している問題解決であったり、挑戦するためのヒントにつながり
それを実践する。ことにつながります。

最初から参加者が行動することをゴールに設計された読書会だから
多くの参加者が行動・実践し変化を起こしているのです。

ワクワクして本を手にするのはいつ以来ですか?

愉しく読む
愉しく話す
愉しく実行

リードフォーアクションとは?

私たちはリードフォーアクション協会に所属しているファシリテーターです。
ファシリテーターは各自の経験と強みを、
リードフォーアクションの読書会プロセスに結びつけるように、
読書会を企画し、開催しています。

リードフォーアクションのファシリテーターは日本全国に拡がり、
今は海外に住んでその活動をしているファシリテーターまで居ます。

リードフォーアクション(Read for Action)協会は
「読んでつながる 力に変える」をスローガンに、
人と場と本と社会をつなげています。
発足は2011年の東日本大震災の年に遡ります。

物質ではない、もっと自分たちに大切なものがあると感じとった人から
この活動が始まりました。

戦後間もない1947年、
『善の研究』で知られる西田幾太郎の全集第一巻が
岩波書店から発売されたとき、書店には長蛇の列ができました。
なかには3日前から並んだ人もいます。

明治維新を支えた幕末の志士たちは、
本を囲み語り合い夢を実現させていきました。

時代の変化の中心にはいつも本がありました。

FAQ よくある質問と答え

1.リードフォーアクションの読書会って何をするの?

回やテーマ、課題本によって構成は若干異なることがありますが、
大枠はこのように進めていきます。
a.目的・ゴール設定
b.ヒントや答え探し
c.参加者同士で話し合い
d.気づきや新たな発見を話し合い
e.明日からの行動をシェアして実践

2.参加するにあたり、何を準備すれば良いの?

持ち物が指定されている場合は、それをご準備ください。
本の購入要否などは、その読書会の詳細や,ファシリテーターにお尋ねください。

3.初めて参加するのだけど?

ファシリテーターが全ての参加者が読書会に参加できるように致します。
安心してご参加ください。
心配でしたら、開始前にファシリテーターに「初参加」であるとお伝えください。

4.速読ができないと参加できない?

速読などの本を読むトレーニングは不要です。
短い時間で本を読みますが、特別なトレーニングなしで参加頂けるように作られています。

5.参加申し込み方法は?

リードフォーアクション協会のHPからお申し込み頂けます。
また、ファシリテーターによってはSNSや独自HPからも申し込み頂けます。

6.どうして一人ではなくて多人数?

現在の世の中にある問題は、複雑に絡み合って具現化しており、
一人で考えると解決までに時間が掛かってしまいます。
多人数=多面的な物事の捉え方のため、多人数で本を読みます。
また、他の参加者の話を聴く事で本の理解を深める効果もあります。

7.人と話す事が苦手なのですが

プログラム上数分はお話して頂く事がございます。
必要以上に発言を求めることはありません。
聞き役に徹する方も読書会に必要な方です。

8.もっと課題本を読みたいのですが

5分~10分程度しか会の中では読む時間を設けておりません。
『読みたい!』という気持ちが強くなることがありますが、
会が終わってからか、帰宅後にお読みください。
そこでも新たな発見が得られますよ!

9.読書会の感想などをSNSでシェアしても良い?

ご自分の経験や感想であればOKです。
読書会で出た付箋や、他の参加者のお話は本人に許可を得てから行ってください。

10.服装はどうすれば良い?

他の参加者に不快感を与えない格好であれば何でもOKです。
あえて服装規程を設ける回もございますが、基本的には上記です。
リラックスできる格好でお越しください。

11.変化を感じないのだけど?

是非、もう一度読書会へお越しください。
この場で気づく変化があります。

杉山 達也は何を伝えようとリードフォーアクションを開くのか

杉山達也は2018年からリーディングファシリテーター
(リードフォーアクション協会が認定する読書会の企画・進行役)として活動しています。

そこには、私が独立した仕事の理念と同じ想いがあります。
常に考え・変化を起こす人が1人でも増えること。
このような人に賛同し協力する人が増えること。
仕事、私生活を通して社会とつながる人が増えること。
自身の仕事、相手の仕事を誇れる人を増やすこと。
これが理念です。

変化が早い世の中だからこそ、
核となり、芯になるものを
私の読書会で見つけて、明日に活かしてほしい。
これが、私・杉山達也がリードフォーアクションを続ける理由です。

社内でのリードフォーアクション承ります

コミュニケーションの活性化
チームの団結力の強化
新たなアイデア発見に
リードフォーアクションのプロセスを使いませんか?