先日Read for Action協会のExpert Caffeに連動した読書会を開催しました。
いつの間にか呼び名が定着したのですが、サテライト開催です。
協会本部の東京・表参道での読書会+著者の講演に連動して、
各地でリーディングファシリテーターが読書会+講演視聴を開きました。
「AI失業」前夜
これから5年、職場で起きること
この本を課題本に、同日・同時刻に様々な地で読書会が開かれていた。
結構すごいですね。
この先の日本の働き手とは?
AIの進化による失業を考える前に、
今の日本が考えなくてはいけない問題の1つが「高齢化社会」ではないでしょうか?
日本は既に「超高齢化社会」に入っているようで、
5人に1人は65歳以上の状態です。
近いうちに4人に1人の割合にまであがる見込みです。
こうなると、20代~60までの働き手の割合が減っていく事になりますね。
単純に割合が減るだけでなく、高齢者の介護によって働く時間が減ることもあるのでは無いでしょうか。
そうなると、未来の日本の働き手ってどうなるの?
日本国内の生産力が下がってしまうんではないの?
今現在でも医療費、年金を支えるのが厳しいのに、更に高齢者率が上がったら破綻しちゃうんでないの?
先進国で日本がトップ
この「超高齢化社会」日本がどこよりも早く突入している事をご存じでしょうか?
どこかの国が先に問題に直面していて、解決案を出していれば
それを真似するという選択もできたのに。
どの国もまだ直面していない問題に日本は直面しています。
そして、日本の「超高齢化社会」対策は多くの国が注視しているとも言えます。
生涯現役&移民受け入れ
AIについて話すかと思いきや、「超高齢化社会」の話ですみません。
ここまで前振りだと思って。
ただ、働き手がこのままだと確実に減る事は頭に入れておかずに、
AIを使う・使わないの議論なんてできない。
著者:鈴木さんの働き手不足対策はこれ「高齢者の活用と移民労働力」
既に再雇用があったり、定年がない会社もあるように、
ある年齢になったから”働かない”ことは止めて、働けるうちは働いていこう。
「若いうちに馬車馬のように働いたから、もう働きたくない」
と言いたい気持ちもわからなくないけどね。
もう一つの移民受け入れ
すでに技能実習などの形で外国人労働者の受け入れはされてきているが、
来年あたりから単純労働の受け入れも可能になるようですね。
”労働者”なんて言ってるけど、これ”移民”受け入れでは?
AIを仕事の場で活用する
働き手不足に対応するためにAIを活用する。この選択肢は十分あるはずです。
高齢者の働く環境を整えるためにAIを活用する。
外国人労働者の働く環境を整えるためにAIを活用する。
今やっている業務の効率をあげるためにAIを活用する。
このソリューションを提供できれば、AIで仕事増えると思いません?
誰かやってみてよ。
ちなみに、AI開発者になろうとかは今すぐできるものでもないから、
どちらかと言うと活用する側を目指す方が良いとの事でした。
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