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【調査メモ】sysprepでイメージ展開②イメージ展開編

前回マスターイメージを作成するところまで出来たので、
今回は別のPCへイメージ展開していきます。

ざっくりとした手順から

イメージ展開

  1. WinPEで起動
  2. Diskパーティション作成
  3. イメージ展開
  4. 起動ドライブマーク
  5. WinPE終了
  6. システム起動

1.WinPEで起動

WinPE起動メディアでシステムbootさせて、WinPEを立ち上げ。
マスターイメージの展開などはこの環境で行う。

処理速度を上げるために電源プランをパフォーマンス重視にする

2.Diskパーティション作成

システムイメージを展開するディスクパーティションを切る。
GUIでのWindowセットアップでの下図のところをコマンドで実行。

DISKPARTを使ってパーティション作成と、ドライブレターの割り当てを実行する。
DISKPARTのコマンドリストはMicrosoft Doc参考。
OSやデータ格納用のパーティション以外にも、MSRやシステム用のパーティションが必要。
どのパーティション切るのかは Qiita:Windowsイメージ操作まとめ を参考にしました。

ドライブレターのCとDは割り当て済みだったので、EとDを割り当て。
ここでのドライブレターはWinPE環境内でのみの割り当てなので、気にしない。

3.イメージ展開

作成したパーティション(ボリューム)へマスターイメージを展開していく。
イメージ展開にも DISMコマンドを使う。参考:Microsoft Doc

イメージデータが格納されているドライブはCとしてマウント、
OSイメージを戻すドライブがE、
データ用ドライブイメージを戻す先はFとしてマウントされている。

4.起動ドライブとしてマーク

イメージを戻しただけでは、Windowsが起動してくれないので
ブートファイルを追加して、起動ドライブをシステム側に教える。

5.WinPE終了~

WinPEを終了して、イメージを戻したWindowsを起動する。
起動後は個別セットアップや、ドメイン参加云々を実施してセットアップ完了。

マスターイメージ作成からクローニングをやってみて

マスターPCで共通部分をセットアップして、そこからマスターイメージの作成。
マスターイメージからクローンPCへ展開をやってきました。

展開時にWindowsアップデートを完了させておくとか、
共通のローカルアカウントを作成するとか、
個別セットアップ用に数種類のファイルを初期配布しておく等々。簡単にできそうですね。

が、少し問題がありました。

イメージ展開はちょっと手間

クローニングPCへのイメージ展開で、
この記事内のコマンドを実行する必要があるのですが、
少しハードルが高く、手間が掛かります。

CUIでの操作に慣れている人員が必要になりますし、
パーティション作成時のパラメータミスやイメージ復元先の間違いは避けたい。

と言うわけで、次回は
今回の内容を全部自動で終わらせてもらう。手順を書いていきます。

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