まずはこちらの表からご覧下さい。
あるものの購入金額の都道府県別データです。
ランク | 都道府県 | 金額[円] |
1 | 神奈川県 | 6,064 |
2 | 福島県 | 5,476 |
3 | 愛知県 | 5,377 |
4 | 茨城県 | 4,770 |
5 | 宮城県 | 4,749 |
・・・ | ||
36 | 静岡県 | 2,853 |
・・・ | ||
45 | 熊本県 | 2,115 |
46 | 鹿児島県 | 2,024 |
47 | 秋田県 | 1,879 |
これは平成29年度に、各都道府県別に一人あたりの年間”本・書籍の購入金額”を並べたものです。
<データ引用元:https://region-case.com/rank-h29-book/>
年間購入金額の合計を都道府県民数で割ったのかな?
私の拠点、静岡低いよ!
と言うことで、リアル書店(書店員)とお客を密につなげる提案に行ったらお断りされました。
そんなミクロな部分は気にしたく無いそうです。
どんなことやってるの?
- イベント
- 絵本 読み聞かせ
- 本の置き方、並べ方
んと?一個づつ見ていこう。
イベント
発売記念や受賞記念なんかですね。
著者が同じ本をまとめてみたり、
著者のサイン会、講演会やって
本屋へ足を運んで貰おうって。
絵本 読み聞かせ
絵本読者層と保護者対象。
絵本を読んで聞かせる。
書店だけでなく、
図書館とか子ども達が集まる場所では
頻繁にやってるイメージありますね。
本の置き方、並べ方
ジャンルでまとめない。
パッと見関連しそうもない本を並べる。
とかとか?
ここ(の書店)でなくても良くない?
どこでもやってることやるの?
イベントとか、絵本読み聞かせは本に触れる機会を
新たにつくるとは思う。
絵本で本を楽しんで貰って、将来の読者を育てるのもわかる。
ただね、
今の子どもたちはデジタルネイティブですよ?
本は読むかもしれないけども、どこで買うのかは・・・
並べ方、まとめ方を・・・
意外な本への出会いはあるかもしれない。
でも、よほど秀逸なPOPだったり、装丁でなければ
私は買わない。
実際にここ数年この書店で「すごい本」に出会った事ないです。
お目当ての本が決まっているときは「探しにくいなぁ」と思ってます。
Amazonに代表されるネット書店のクロスセルがすごいのは、
客の行動(どの商品をチェックしたか、購入した商品の満足度、購入までのスパン)
を全てデータにして、細かくセグメントできること。
細かなセグメントに合わせて商品をお薦めできる。
ネット書店が『個人』を相手しようとしている時に、
リアル書店が『一般化した客』を相手にしようとしていないか?
他の書店、ネット書店とも違う事
ネット書店が『個人』を相手にしているから、
リアル書店も『個人』を相手にするのはありだと思う。
ただし、ネットとは違う接し方が大事。
例えば、コンシェルジュみたいな
書店の客をつくるのではなくて、
書店員のファンをつくる。
(と言うのは一部の書店でやってますね)
お客通しの繋がりをつくる。
商品買うときに参考にするのがユーザーレビュー。
”同じ商品を買う客”という同じ目線のレビューは、
どんなキャッチコピーよりも強力だと言われてる。
地域性があるリアル書店なんだから、
”同じ書店を利用する”、”生活リズムが似ている”
親近感が強い人のレビューなんかも使えると思うんだけど。
リアル書店はまだ一般化した客を追うのが良いのか?
ネット書店よりも更に細やかな個人を相手にしたほうが良いのか?
どう思いますかね?
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