問:あなたは「自由」になるのにふさわしい人ですか?
もしも答えが「No」で
「自由であってはいけない」とか
「自由になるには大きな対価が必要」とか思っているのであれば
読んでみて欲しい。
堀江貴文さんと西野亮廣さんの共著「バカとつき合うな」
先の事など考えずに、ただ、今を楽しむために、
思いついたら即行動くらいなバカはもっと日本にいていいだろ!
と言う二人の思いの一冊かなぁと
まわりに一杯いる悪いバカ
この本は3章に分かれていて、第一章~第二章でこんなバカがいるよね。となっていて、
第三章は著者2人もバカなんだ。となって終わる。
第一章~第二章のバカと、この2人のバカと何が違うのか?
と言うのを考えるきっかけにもなるのではないでしょうか?
私の考えでは、第一章~第二章のバカは
自分の時間や、他人の時間を浪費させる。
んで、この2人は自分の時間を投資している。かなぁ。
周りのこんなバカが・・・って中で特に気になったポイントはこの3つ
- ひとつの仕事で一生やっていこうとするバカ
- 自分は老害にならないと思っているバカ
- 目的とアプローチがずれているバカ
この後深掘りしていきますね~
※悪いバカに入っていますが、これからの日本、世界の成長を考えた分類だと思います。
※私も今までやってきてくれた人達を否定する気はありません。
※ただし、これからの社会では捨てて良いと思っています。
イチローになれますか?
「ひとつの仕事で一生やっていこうとするバカ」
終身雇用制度があったりするので、ひとつの仕事しかやって来なかった人も少なくはない。
けれど、この先、ひとつの仕事だけで生きていこうとは考えない方が良いよ。
って事だと思う。
理由は3つ
- 実力社会になる
- 考え方が固定される
- 1万人に1人の人材になるため
働き手不足の社会だが、人件費は削りたいのが会社の考えです。
そのため、優秀な人材が求められます。
そうなると、実力主義社会。
特に外国人労働者を使うことができる環境ならなおさら競争相手は増えてくる。
そんな中で生き残っていける「イチロー」みたいに働けますか?と言うこと。
ひとつの会社、働き方を続けていると、
どうしても考え方が偏っていきます。
「広く意見を聞きます!」なんてやっても、自分に否定的な意見は聞きたくないものです。
ひとつのメーカー会社でも、製造と営業と企画って違った考え方持っているし、
お互いの考えを軽視していたりもするからね。
ひとつの働き方で「イチロー」のように
何万人に1人みたいな人材になるのは難しい。
アスリートがオリンピックに出場するには
100万人に1人の人材にならないとダメらしいですが。
社会人も活躍するには100万人に1人、生き残るだけでも1万人に1人の人材にならないとダメ!
まぁ難しいです。
でも100人に1人くらいの人材なら1万時間くらい掛ければなれるらしいです。
ひとつの仕事を5~6年やれば1万時間くらいいきますね。
2つの仕事でやれば1/100 × 1/100 =1/10000
3つの仕事でやれば1/100 × 1/100 × 1/100 =1/1000000
結構レアな存在になれますよ。
どちらの方が労力少ないと思うのでしょうか?
高齢化社会に邪魔なバカ
「自分は老害にならないと思っているバカ」
基本的に悪いバカは無自覚です。
自分は老害だと思っている老害はいません。
いつまでも『自分の考えは正しい』『自分の考えは新しい』と思っている人が老害。
若い人の考えを邪魔しないように、
若い人が成長することを邪魔しないためにどうするか?を考えよう。
『気持ちを若く保つために・・・』『言動に気をつける』なんてのは無意味。
身体能力と同じように、認識能力も老いはくる。
老いた頭で判断するから、老いているなんて感じない。
じゃあどうするの?ってので
西野さんは起動に乗った事業を1年にひとつ手放して、後輩に任せると決めて実践している。
1年にひとつ手放すから、1年で始める事業は多くなるよね。
会社の中にもこういったシステムは必要だと思った。
大きな企業だと担当変えが定期的にあるところもあるけど、
中小企業はずっと同じ。
1年での手放しは難しいかもしれないけど、3年とかで交代するくらいのシステムは欲しい。
どうなりたいのかな?
「目的とアプローチがずれているバカ」
会社の中だと”手段が目的化している人”がいて、
その手段を押し付けてくる人がいますよね?
手段が間違っていたり、結果が出なくても
止める判断ができなくなってズルズルと・・・
周りからの指摘を否定と捉えて聞き入れない。
仕事でも私生活でも言えますが、
「それをやることで、あなたはどうなりたいの?」と聞きたい。
その上で「その目的に対して今の行動がベストなんですね?」とね。
捨ててしまえば?
もうちょっと自由に生きて、結果をだすためにここらへんの捨てたら如何でしょうか?
- 我慢
- 常識
- 従順
- 多数派への所属
- 他人事という意識
- マナー
- こだわり
- 自意識
- プライド
本の中から拾い集めたキーワードです。
持ち続ける事で、あなたの時間が浪費されている。
心をすり減らしている。
のであれば、一度手放してみては如何でしょうか?
お一人で手放すのが難しいと思ったら、お手伝いさせて頂きますよ。
今の日本人はもうちょっとバカになって、もうちょっと自由なれると感じた1冊でした。
コメント