下戸は甘党だ。
なんて事が昔から言われてきたんですが、
私は甘党で、お酒は一切飲めません。って体質なんで、
信じてきてました。
根拠もなく。
遺伝的な要因ですよ。なんて言っても
簡単に調べられるものでもなかったからね。
という時代が終わったのが数年前の話。
2018年では、ヒトゲノムの解読コストが1000ドルとも、
100ドルとも言われる時代になってきました。
つまり、ゲノム解析は身近になってきている。
でも、そんなに普及している感じしないよね?
なんで?
本を読んで、著者に聞いたらわかるかな?
と言うわけで、今回は1月25日(金)に行われた
エキスパートカフェ『ゲノム解析は「私」の世界をどう変えるのか』
の気づき等々を書いていきます。
レビュー動画もあるよ。
動画では言っていないことを書いていきますね。
Read for Actionが本を読んでこなくても参加できる読書会。ってうたっているので、
エキスパートカフェの時も事前に情報を仕入れる事無くやってます。
(サテライト開催者なのに・・・)
でもね、こんだけまとまられますよ。
高橋さんを起業家としてみた場合
動画の中でも、マインドマップでも出ているのですが、
高橋さんって、大学院生時代に起業しているんですね。
理由として覚えているのが、
遺伝子研究が、その当時もかなり進んでいたと。
その研究やテクノロジーを一般生活に取り入れる事が
できれば、生活は豊かになるし、社会的にも有益なのに広がらない。
その理由は、法改正の遅れであったり、
私たち一般消費者の理解が不足している事であったり。
昔に作られたイメージによる恐怖が受け入れる事を邪魔していたりと様々。
法改正は、国民総意で意見出せば動くと思うので、
一番ネックになっているのは消費者が受け入れていないことですかね。
実用化できるテクノロジーと一般消費者の理解のギャップで
商品・サービスが世に出ていない。のでは
研究者側にも一般消費者にとってもよろしくない!と
ギャップを埋めるための企業を作る事にしたそうです。
ジーンクエストのサービスを通して、
私たちは遺伝的な病気のリスクを知る事ができたり、
体質に合った生活習慣や、食生活を知る事ができます。
遺伝的な祖先を知る事もできるみたいで、
自分のルーツを知る。事ができますね。
高橋さんを研究家としてみた場合
一般消費者とテクノロジーの理解のギャップを埋める起業。
と書きましたが、
遺伝子の研究を促進するために起業した面もあるみたいです。
と言うのが、遺伝子を100%解析することができても、
その人の似顔絵を100%作る事はできない。らしいです。
顔は遺伝要因と環境要因が合わさって作られているから・・・かな?
また、遺伝子の解析のために実際の生活データなどが必要なものもあるようで、
サービスを提供して、データを収集。データを研究に使い更なるサービス展開・・・
という循環をさせているようですね。
あと、ジーンクエストがサービス提供だけでなく、
研究結果の発表なんかもしているようで、
研究者側から一般消費者に近づくためにはどうするべきか?を考えた形ではないですかね。
技術と理解のギャップがビジネスになる
今回は遺伝子(ゲノム解析)というのが本のタイトルでしたので、
ゲノム解析についての理解を深めるのがメインテーマだったのですが、
学生起業でここまで大きくなっていく会社にも興味がでてきました。
そこには、最先端の技術・テクノロジーと
一般消費者のギャップから、ニーズを見出す事ができると
ビジネスチャンスになるんだな。というのが感じました。
最近の日本でも、社会人が大学に入り直す事が増えてきてます。
社会人になったけど、起業するために大学に入る.
なんて人がこれから増えていくのもありそうですね。
働きながら進学するか、休業して進学するかなどの選択肢も様々出てくるのかな?
遺伝子解析サービスで何を知りたい?
のサービスでもかなりの項目について知る事ができます。
筋力を効率良く上げるには?とか
骨・関節・脳の老化防止に何が重要なのか?
スキンケアも・・・
アルコールもね、「体質でダメなんです。」が「ゲノム上ダメなんで!」になったら説得力がまさないかな。
知りたい事、知りたくない事、色々あるかもしれませんが、
”知る事ができる”可能性が拡がった世界は
他にどんな事を教えてくれるのでしょうね?
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