何になりたいのか?何を稼ぎたいのか?

西野亮廣さんの書籍連続リリースについていく。
今日は「新世界」を読んでみました。

今年、西野さんの講演を聴きにいったのですが、
その時の内容が文章になって出ている。感じですね。
あと、講演では時間が限られていたので省かれた詳細も書いているのかな。

私もオンラインサロンでお金を払って仕事したい!
ってのが読み終えた直後の想いですね(笑)

こちらの本は大きく分けて3つの章で構成されています。

第一章:貯信世界
第二章:オンラインサロン
第三章:新世界

第一章の前に”はじめに”があり、
西野さんが芸人になり、芸人として売れながらも
ある日全てを失うところ、
芸人として再起動して、大きな壁を知り、
壁を越えようと取った行動でバッシングを受けながらも
今ここに居る。
と書かれています。

「革命のファンファーレ」から始まり、
「現代のお金と広告の講演」を聞き、
「バカとつき合うな」を読んだ後では、
それほど新しい事はありません。

彼のオンラインサロンに入っている人なんかはもっと思うでしょうね。

ただ、
誰かが作った価値・考えを鵜呑みにして生きていて、
新しい事にはできない理由を並べている人は読んで。
と言いたい。

信頼を複利で貯めろ!

信頼を稼ぐ事、信頼を持っていればお金に換える手段は揃っている。
と言うのは、今までの本の中でも書かれているので割愛。

面白かったのは、
信頼も投資の世界で言う”複利”で増える動きをするってこと。
あと、ある領域まで増えた信頼はお金に換えても減らないし、
信頼が働いて、仕事を生み出す事もあるって。

信用をお金に換える手段として、
クラウドファウンディングがあります。
知名度だけある人はお金に換える事が出来ない。
労働力の対価としてお金を得ていた人達からは、
批判的な意見もあるけども、
良く知らないのに、批判は危険。

今後それを使う。という選択肢を自分で無くすのはどうなの?って書かれてます。

信用を大きく持っている人は、
クラウドファウンディングでお金に換えても、
そのお金で行動してまた信頼を貯める事ができます。
たとえ寄付型のクラウドファウンディングであっても。

やりたい事を仕事にして、周りも助けられないか?

日本最大級のオンラインサロンを運営している西野さんですが、
サロン運営を始めたきっかけは、TV局都合で番組終わらされて、
一緒に番組始めた仲間を守る事が出来なかった事の様ですね。

アイデアをブラッシュアップする場にもなるし、
アイデアを形にするためのスタッフを集める場にもなっている。
しがらみとかも無いし、
仕事に関わるのは自主的な人だけ(やりたいから手を上げている)
なので、前のめりで仕事する。

そこらの会社よりも早く形にすることが出来るし、
関係者もお客も満足するものを世に出していると思う。

雇用者を守ろうと頑張っている会社もあるけども、
考える事を放棄させて、働き手としか見ていない会社
に居続ける理由って本当になんだろ?って考えさせられる。

もう会社員じゃないけどね!

これから生き残るのは「社員を使う会社」ではなくて、「社員に使われる会社」だ。

~書籍「新世界」より引用~

人が『集まりたい』と思える会社。
人が『ここで仕事をしたい』と思える会社。
これを作って残していきたい。
これが私の考えで、会社を飛び出した理由。
前居た会社はそのままでは”残らない会社”だったからね。

中から変革を起こさなかった理由は、別のエントリーで書きたいと思います。

最後に

本の最後にも”おわりに”があります。
”はじめに”と”おわりに”を読んで『読む価値ないな』と思ったら読まないで良いと思います。

『そうなんだよ!』って人も読まずに、行動していけば良いと思います。
ちょっと疲れた時に読むと良いでしょう。

『何言ってるんだ?』と思ったら、
1時間時間を取って向き合ってみて欲しい本です。

気になったらまずは本を手にとってみるのは如何でしょうか?

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