虫垂炎の話(その3:キツイ術後○日間)

こんにちは。杉山です。
内容の濃い発症5日目を終えて次の朝を迎えた訳ですが、
手術終えたら即回復!とはいかず。中々に辛い期間がありました。

今回は『治ってきたー』と体感できるまでの数日間のお話です。

術後1日目は動けなかった

6/16 術後1日目(発症から6日目)
ICUで朝を迎えたこの日も昨日の術後と同じく手足の末端しか動かせない。
ベッドの電動リクライニングが無いと上体が起こせないし、
ICUのベッドは自分で動かせないしと要介護状態でした。

午前中にリハビリを兼ねての歩行に挑戦しましたが、
上体起こしと立ち上がった段階で血圧下がり歩くことは断念…

午後にはベッドに寝たまま一般病棟へしましたが、
リクライニング操作SWとナースコールが無いと何もできない。

夕方〜夜の間では“お腹が張って痛い“⇄“10分〜20分しゃっくりが続く”
のローテーションで全く休むことができなくて、
更にこの地獄の様なローテーションの間に2度吐き戻すというおまけつき。
しかも『なんでこんな色を吐き出すの?』って色してる。

お腹の張り、しゃっくり、吐き戻しのローテーションが
落ち着いたのは23時が近づいた頃だった。
落ち着いてようやく横になって休む事ができた…

術後2日目から自立歩行開始

6/17 術後2日目(発症から7日目)
昨日苦しめられたお腹の張り、しゃっくりから解放されて
2時間くらいの睡眠を断続的に取れるようになって迎えた朝。

昨日はできなかった歩行もできるようになり、歩いて病室移動。
医師からは
「腸の動きが弱いので、できるだけ歩いて刺激を与えてください」
的な事を言われたので、この日から点滴スタンドと共に歩く事を始めました。

休み休みだったけどtotalで2km弱は歩いたと思う。
自力で歩けるようになったら導尿カテーテルが取れました。
夜の睡眠は相変わらず1〜2時間と短時間しか眠れませんでしたが、
合計睡眠時間は増えたかなぁと

予期できない下痢の恐怖

6/18 術後3日目(発症から8日目)
歩行距離は昨日より増やせましたが、とにかく下痢が酷い。

4日前から何も食べてなく、栄養と水分は点滴から補給うけていたからか
腸の動きが弱いからなのか?
ほぼ水の下痢に襲われる。

日中動いていると和らぐけども、横になって休もうとすると襲われる。
夜の消灯時間になってからも襲われる。
寝起き+痛みでゆっくりとしか動けないのに、急かされても…

初のシャワータイム

6/19 術後4日目(発症から9日目)
今日一日も何も食べずに終了。

歩行歩数は5000歩を超えるまで歩けるようになりましたが、
下痢が酷いのは相変わらずで、横になっても気が休まらない。
諦めると下着がなくなる…

手術後シャワーの許可が出たので初のシャワー。
点滴止めたり、お腹から出てるドレーンの扱いで時間が短くなったけども、
1週間ぶりのシャワーで汗と脂が流せたのは精神的にも良かった。

歩けなかった術後から、1日5000歩は歩けるまでになったり、
水分なら経口摂取で取れるようにまで回復してきました。
横になると下痢に襲われる問題は残っていますが、
翌日から食事再開となり、術後のキツイ4日間は終わります。

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