OBS Studioをコマンドラインで実行

【備忘録】
(私の環境は)WEB研修、WEBミーティングのためにOBS Studioをはじめ、
いくつかのツールを起動する必要があるのですが、
たまに何かの起動を忘れたりします。

必要なツール達をバッチファイルで一括して起動できるようにしよう!
とOBS Studioのコマンドオプションを調べていたら、
起動だけでなく色々と指定できるようなのでメモ。

 

【環境】
 Windows10
 OBS Studio 27.0.1(64bit)

OBS Studio起動

カレントディレクトリをOBS Studioのexeが置かれている移動して、
obs64.exeを実行。で起動です。

カレントディレクトリを移動せずにフルパスでexe実行すると、
下のようなエラーが出て起動出来ませんでした。

Failed to find locale/en-US.ini

Failed to load locale

コマンドオプション

こちらのサイトを参考にさせて頂きました。

OBS StudioもVersionUPが続いているので、使えるオプションも変わっていました。

–help オプションもWindowsで使えた。のと
下の3つのオプションが増えていました。
–startvirtualcam
–disable-updater
–disable-high-dpi-scaling

配信、録画、仮想カメラの自動開始オプションと
シーン等の指定して起動、起動モードを指定して起動のオプションをまとめておく。

自動開始オプション

オプション 説明
–startstreaming 「配信開始」を自動的にスタートする
–startrecording 「録画開始」を自動的にスタートする
–startvirtualcam 「仮想カメラ開始」を自動的にスタートする

使うオプションは上表の3つ。
OBS Studioの画面で言うこのボタンをOBS Studio起動時と同時に押す。イメージ。
起動時のオプション付けたコマンドは画像の下

指定シーン、プロファイルで起動

配信先に合わせて作っている”プロファイル”、”シーンコレクション”、”シーン”
を指定して開きます。
OBS Studio開いてメニュー操作する手間が省けますね。

オプション 説明
–profile “name” (”name”で)指定したプロファイルで開始する
–collection “name” (”name”で)指定したシーンコレクションで開始する
–scene “name” (”name”で)指定したシーンで開始する

プロファイル、シーンなどの名前”name”に日本語名つけておくと、
コマンドラインで指定できないようですね…
アルファベットの大文字・小文字

OBS Studioのモード指定

スタジオモードの有効化と、最小化した状態で起動するオプションは
よく使いそうなので書いておく。

オプション 説明
–studio-mode スタジオモードをアクティブにして起動
–minimize-to-tray OBS Studioを最小化した状態で起動

複数のオプションを指定して記述

個別オプションはわかったので、
バッチファイルに書くために複数のオプションを繋げていく。

”online”プロファイル、”meeting”シーンコレクションのシーン”scene-01”が選択された状態で、
スタジオモードと最小化で起動して、仮想カメラを開始させる。↓

 

“youtube”プロファイル、”youtube”シーンコレクションのシーン“scene-01”を選択して、
スタジオモードと最小化で起動して、配信も自動的に開始させる。↓

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