【Zoom】第2カメラのコンテンツ共有はカメラ1台でも使える

Zoomの画面共有メニューの「第2カメラのコンテンツ」のお話。
名前に惑わされますが、2台以上カメラが繋がっていなくても使えるし、
なんならビデオではなくてこっちでZoomミーティング進めた方が良い時もある。

書画カメラなどの共有用？

？アイコンにカーソルを合わせると表示されるヘルプには
”ドキュメントカメラなどの第2カメラのコンテンツを共有する”と書かれています。

また、画面共有メニューのアイコンも下を向いているので、
書画カメラや手元カメラの映像と、メインカメラを同時に送るために用意されたようですね。

この「第2カメラのコンテンツ」画面共有は
冒頭でもお伝えしたようにカメラが1台だけ繋がっている場合でも使えます。

『1台だけなら通常のビデオ配信があれば十分では？』
と思いますよね。

ビデオの内容を正確に伝えたい場合には有効な手段です。これ

正確に伝えたい時の代表例として、
配信ツールと併用してPinPで資料と自分の映像を重ねてZoomミーティングする時。
ですね。

Zoomがビデオ配信する時は
SDまたはHD(720p)に解像度が落とされた映像が配信されます。
フルHD（1080p）での配信は条件有。

※参加者が3人以上の場合はSD（640×480）が選択
※2人以下の場合でHD解像度が選択

4Kカメラを取り付けても配信時はSD解像度に落とされてしまいます…

まぁ4KまたはフルHDで身振りや表情を配信できないとダメな
Zoomミーティングってなんだろう？って思うので、
通常であれば解像度が落ちてもそう問題はありません。

が、PinPで資料（文字）と自分の映像を配信して解像度が落ちると影響が出ますね。

2枚の絵を貼ってみました。
1枚はPinPの映像をビデオ受信した側の画面。
もう1枚はPinPの映像を「第2カメラのコンテンツ」として共有したものを受信した画面です。

上がビデオ、下が第2カメラのコンテンツです。
並べて見比べないとわかりにくい違いで恐縮ですが、
上の画像が荒く、文字も少し潰れているのを確認して頂ければOKです。

この時は720pでビデオ配信ができてしまいましたが、
参加人数が増えればSD解像度に落ちて更に文字が潰れる。
通信環境が悪いとまた更に潰れて読めないレベルになることもある。

受信者側で画が荒くなって、文字の識別ができないなんて
配信側ではわかりにくい。
受信者側から言ってもらうのが一番なんですが、関係性によっては言いづらいですよね。

配信ツールやスイッチャーを使って資料とカメラ映像を
PinPで配信するのであれば画面共有を使うのも考えてみてはいかがでしょうか？

やり方は簡単です
画面共有のメニューから詳細-第2カメラのコンテンツを選択して[共有]でOK。
複数のカメラが繋がっている場合は共有画面に表示される
[カメラの切り替え]ボタンを押すとカメラデバイスが切り替わります。