システム構成からネットワークは切り離せないものになってきており、
個人でもネットワーク環境は大切なリソースになりました。
私もお客さんとの話で出てくることが増えてきたので、少し勉強をしました。
ネットワークスペシャリスト試験は残念ながら合格に至りませんでいたが…
中小規模なネットワーク構成、仕組みは対応できます!
今回は基本的なネットワーク構成機器について書いていきます。
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最低限の機器は1~2つ
家庭や小規模オフィスでインターネット接続をする場合に
最低限必要な機器は2つ。
それはONUとルーター。
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ISPからレンタルできる機器だと一体化したものもあるので、
その場合は1台の機器があればインターネット接続は可能。
では、ONUとルーターが何をしているのか?
ONU
2000年代後半から広がり始め、2010年代からは標準になっている
光回線インターネットでは必須機器の一つ。
役割は光信号と電気信号の変換。
建物からISP業者間は光ファイバーケーブルが通っていて、
その中を光信号でデータをやり取りしています。
対して建物内を通っているLANケーブルの中は
電気信号でデータをやり取りしています。
この光信号とデジタル信号の変換を行い、光回線でのインターネット通信をできるようにしています。
ONUはOptical Network Unitの頭文字で、日本語では光回線終端装置と呼ばれます。
光回線の終端はユーザー側とISP側に存在し、
ユーザ側にあるのがONU、ISP側にあるのはOLT(Optical Line Terminal)と呼ばれ区別されている。
ルーター
次にルーター。
異なるネットワーク同士を接続するための機器で、
IPアドレスの変換とISP接続情報の認証を主に行っている。
それ以外にも色々な機能がルーターには搭載されているが、割愛。
”異なるネットワーク”と言うのは
インターネットの、宅内のネットワークの二つのネットワークの事で、
その境界に位置しているのがルーターです。
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セキュリティが弱くなるのでお勧めできませんが、
インターネットに接続する機器がPC1台だけの場合はルーター無しでもインターネット接続可能です。
その場合は[ONU]-[PC]と接続して、PCにISPの接続情報を登録しておきます。
セキュリティ上弱くなる理由の一つが、
ルーターの機能の一つのIPアドレスの変換が行われない事があげられます。
IPアドレスの変換
ルーターを介さずにPCを直接インターネットへ接続すると、
PCにはグローバルIPアドレスが割り当てられ、
そのアドレスにはインターネットに接続している全ての機器からアクセスが可能になっています。
OSのセキュリティが甘いと直接PC内のデータなどにもアクセスされてしまう原因に。
ルーターを介したインターネット接続では、
PCに割り振られたIPアドレスは隠され、ルーターに割り振られたグローバルIPだけが
インターネット上からアクセス可能になります。
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また、ブラウザ等でホームページを閲覧すると
閲覧している機器のIPアドレスがホームページのサーバへリクエスト情報の一部として送られます。
ルーターを介すると、このリクエスト元IPアドレスがPC(スマホ)のIPアドレスから
ルーターのグローバルIPアドレスへ書き換えられて送信されます。
このリクエスト元IPアドレスを書き換える動作が、IPアドレスの変換機能です。
今回はこのあたりで終わりにします。
光回線インターネットに接続するために必要な機器、ONUとルーターについてお話してきました。
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