NLPコーチングや、各種ワークの中ではゴール設定というプロセスが含まれています。
どんな状態になりたいのか?何を手に入れたいのか?と言うのがゴールです。
例えば”仕事でもっと評価される様になる”とか、”家庭がもっと明るくなる”とかもゴールです。”幸せになる”もゴールですね。
そして、設定したゴールを手にした事がわかるように、詳細に言語化するというプロセスもあります。
この詳細に言語化するプロセスがゴール設定において一番重要で、これをやらずにゴール達成はありえないとさえ思うので、その理由について書いていきます。
「幸せ」を手に入れたらわかりますか?
ゴール”幸せになる”について詳細に言語化してもらうために、こんな質問をします。
「『幸せ』を手にいれたってどのようにしてわかりますか?」
多くの人はこう答えると思います。
「そんなの『幸せ』を感じたらわかるよ」と。
そうなんです。
なればわかると思います。
だけども、その『幸せ』に向かって進む事はできないでしょう?
『幸せ』には誰が必要なのか?どんな所にいると『幸せ』を感じるのか?
1回でもその状態になれば幸せだと感じるのか?
それともある程度の周期でその状態になる事で感じるのか?
これらを言語化することで、『幸せ』に必要なものに注力する事ができる様になると思いませんか?
大谷翔平が活躍し続けるように
プロ野球入りする前は二刀流なんて絶対上手くいくわけない。
なんて言われて、今も大リーグで二刀流で活躍している大谷選手ですが、
高校時代に書いていた目標達成の為のチャートも一時有名になりましたね。
彼は(彼の高校時代の監督は)ただ「8球団からドラフト一位指名をとる」と目標を掲げただけでは達成出来ない事を知っていました。
だから、ドラフト指名を得るために必要なモノ・コトとそれらを手に入れるための方法を考え、実行する事が出来たのです。
もしも「8球団からドラフト一位指名をとる」というゴールだけを設定して、その状況を詳細に考える事をしていなければ、色々と無駄な努力を繰り返していたり、不要なモノを大切にしてしまったのではないでしょうか。
その結果、指名球団は減り、順位は下がり、今の二刀流の活躍もなかったかもしれませんね。
ゴールの詳細は簡単ではない
大谷選手のチャートを見て、”書くのに時間が掛かりそうだな”と思ったかもしれませんが、
ゴールを詳細に言語化するのは、結構時間が掛かります。
それは、日常的に意識している目標・希望が抽象的だから。
ゴールを達成したってどのようにしてわかりますか?
何が周りに見えますか?
どんな音や声が聞こえますか?
どんな感じがして、それを体のどこで感じますか?
こんなことを聞かれても良くわからないし、
なんでこんな事を言語化するの?って思うかもしれません。
「達成すればわかるよ」って言いたくなるかもしれません。
でも本当にそのゴール達成したいのですか?
早く一直線にゴール達成したくないですか?
であれば、詳細に語れるように頭と感覚を使っていきましょう。
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