こんにちは。杉山です。
前回のお話の続き。
総合病院への紹介状を持って精密検査を受けに行ったら、
帰れなくなりました。って内容です。
1日の中での出来事で、前回記事の最後の日のお話。
近所の病院ではCRP値が測定不能にまで上がったようです。
診察待ちすら起きてられない
近所の内科から紹介状をもらって、総合病院へ行きます。
内科からは車で20分弱、
自宅からも所要時間は変わらない距離に総合病院はありました。
が、『20分前後の車の運転は無理かもしれない…』
家族に送迎を頼み総合病院に到着。
総合病院では診察・血液検査・レントゲン・CT・心電図が予定されていました。
最初の診察が始まるまで待ちが長く座っている事が辛くなったので、
途中から処置室のベッドを一台借りて休みます。
休まないと待てないくらいに消耗していました。
診察受けるまで1〜2時間くらいは待ちましたが、
途中で寝ていたりもしたので体感的にはもうちょっと短い待ち時間ですかね。
採血・診察が終わると後はトントンと次の検査へ進みました…
初体験の検査だけはちょっと楽しい
様々な検査をするために病院内を歩いたり、
検査の為に姿勢変えたりする度に腹に響く。
とにかく早く終わらせたい。気持ちが一杯でしたが、
そんな状況でも人生初の検査内容は『どんなことやるのかなぁ』と
小さいながらも好奇心ありで受けられました。
そんな初体験の検査は…CTと造影剤撮影でした。
CTは思っていたより空間が広いなぁと感じたのと、造影剤は変な感じ。
血液が全身を巡る速さを造影剤が回るので体感しましたね。
感動は少なく、やはり痛みが勝って次の検査に向かいます。
外科から呼び出し〜これから手術します。
検査が一通り進んで最後の心電図をとっていたら、
「この後は内科ではなくて、外科受付に行ってください」
と言う指示。
『外科って…手術の可能性出てない?』って思いながらも外科に到着。
案の定、「手術しないと完治する可能性が低い」と説明されました。
想定外だったのは「今日、これから手術して入院してもらいます」って。
これ以上長引かせる事はしたくないので、「お願いします。」と
手術・入院の承諾書にサイン。
あと、家族に手術・入院になったので病院で話を聞いてほしいと連絡。
それからはトントン拍子で点滴入れられ、
手術着に着替えさせられたと思ったら考える暇も無く手術台の上。
『手術台温かいなぁ』とか
『全身麻酔ってそんなスッと落ちるのかなぁ…』って
思っていた辺りで記憶は途切れてましたとさ。
目覚めたけども、寝たきりです
体感数秒、現実時間は3〜4時間で覚醒させられ、
「終わりましたよ」と言われたような言われて無いような…
目は覚めているけども、頭の中はクリアでない。
そんな状態で手術室からICUへ移動。
手足は動かせるけども、上体を起こすとか寝返りなんか全く出来ない。
酸素マスクを着けられていて話す事もいつも通りに出来なかった。
「何かあったら呼んで下さい」と左手に握らされたナースコール。
『これ手放したら…』
ちょっとした恐怖と、体の痛みに耐えながら
寝られるタイミングでは短いながらも寝て翌日の朝を迎えることが出来ました。
といったところで発症から5日目。手術当日を終わります。
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