先日からFacebookで「Tribe of Mentors」という書籍の一部を発信してます。
その中で”終わり”とか”失敗”とかの言葉がありました。
NLPのある言葉を思い出したので、
今日はそれについて書いていきます。
その言葉とは…
失敗はない、ただフィードバックがあるだけ
また、ちょっと近い言葉としてこんなのも
一番柔軟な考えがシステムを支配する
この言葉はNLPの前提の一部です。
NLPはこれら前提の上で考えられています。
失敗はない、ただフィードバックがあるだけ
何かのやり方で、目標が達成できなかったのであれば、
違うやり方をすれば良い。今回とったやり方を続ける必要がないことがわかっただけ。だよ。
この前提はT.O.T.Eモデルという考えかたの時に聞いた。
T.O.T.Eは Test → Operate → Test → Exitの意味で、
ゴールにたどり着くまでOperationとTestを繰り返す事を指す。
T.O.T.Eモデル(NLPのワーク全般そうだが)では、始めにゴールを設定します。
・どうなりたいのか?
・それが叶った事はどのようにしてわかるのか?
・叶った状態はどうなのか?
Testの箱に証拠という文字があるように、ゴールに辿りついたことがわかる証拠をゴール設定で確認します。
NLPの表象システム(V.A.K)で証拠を設定することが多いです。
V:ゴールに辿りついたら、周りには何が見えるのか? 何が手に入るのか?見えるモノは?
A:ゴールに辿りついたら、聞こえてくるものは何か?自分の中からや、まわりから
K:ゴールに辿りついたら、どんな状態?それは体のどのあたりで感じる?
ゴールが明確になったら、T.O.T.Eモデルに入ります。
現在の状態からTestへ
ゴールを達成した事がわかる証拠が揃っているか?確認しましょう。
この時点で証拠が全部揃っていれば、何もする必要なくゴールですよね?
TestからExitまたはOperationへ
Testでは、証拠が揃っているかの確認をしました。
証拠が全て揃っていれば、それは既にゴールを達成していると言えるので、
Exitへ進み、T.O.T.Eモデルを出ることになります。
証拠が揃っていなければ、Operationへ進み、
状況を変化させるために何かをする事になります。
OperationからTestへ
何があれば、ゴールへ着けるのか?
どのようにすれば証拠が揃うのかを考え、行動していきます。
何か行動をしたら、Testへ進み、証拠が揃っているのかを確認していきます。
Exitへ行くまで続く
T.O.T.Eモデルには出口はひとつだけです。
ゴールにたどり着くまで終わりません。
その中に失敗はなく、Operationでとった行動でゴールに行けなくても
”その方法ではゴールに着けなかった”または”その方法単体ではゴールに着けなかった”だけです。
電球発明までに1万通り試したエジソンは
ゴールに着くまで何度も繰り返すT.O.T.Eモデルは
トーマス・エジソンの考え方、名言が近いのかな。
エジソンはこんな言葉を残しています。
失敗したわけではない。
それを誤りだと言ってはいけない。
勉強したのだと言いたまえ。
私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、
うまく行かない方法を
見つけただけだ。
私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、
常にもう一回だけ試してみることだ。
出来たら偉人の可能性がある?
T.O.T.Eモデルは言われている内容は当たり前の事。
なんですが、やりきれる人が少ないからわざわざモデル化しているんでしょうね。
1万回試したエジソンも、「私たちの最大の弱点は諦めること」と言ってますし。
全員ができたらエジソンクラスでも偉人として扱われていない可能性も!?
というのは冗談ですが…
ゴールにたどり着くまで試行錯誤して進み続ける事ができれば、
偉業達成した一部の人になる可能性はあるって事です。
1人で難しいのであれば、私のような個人コーチングをやっている人を使うのも手ですよ。
私事ですが、柔軟性と体幹鍛えるために、
個人トレーナーに隔週でついてもらってます。
1人だと、自宅でのトレーニングに甘えが出てしまうのですが、
トレーナーに会って、今の状態を見られるので原動力のひとつになります。
と言うことで、今回はNLPの前提
失敗はない、ただフィードバックがあるだけ
一番柔軟な考えがシステムを支配する
T.O.T.Eモデル
について読んで頂きました。
ゴールを明確にして、やり方を柔軟に変えながら進んでいく。と
いうだけなのですが、
1人でやるのではなく、個人コーチと定期的に話をしながら進めると
進み具合も早くなりますよ。というので終わりにします。
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