HP Spectre V107tu バッテリーを見てみる の回で搭載されているバッテリーを目視確認しました。
この後すぐに交換用バッテリーを注文しましたら、1週間も経たないうちに届きました。
という訳で、今回は交換にチャレンジしていきます。
前回でボトムカバーを外しているので、ノートPCの姿はこんな感じ。
必要な工具
- +ドライバー(0号、あれば精密ドライバーも)
- 竹串または樹脂ピンセット
M1.2のビスを脱着するので、精密ドライバー用意した方が作業が楽です。
また、フレキコネクタの脱着と、ケーブル引き回し作業があるので
細かな作業が得意で無い方は竹串とか、樹脂ピンセットがあると良さそうです。
※金属製ピンセットは周りへのダメージや、ケーブル被覆へのダメージ、
フレキ切れなど起こしやすいので注意です。
バッテリー取り外し
ビスとバッテリー取り外し時に引っかかる
ケーブルを、バッテリーの爪から外します。
M1.2 ビス4本を取り外し(下図 矢印部)
次に、M2 ビス6本を取り外し(下図 矢印部)
ビスはバッテリーパックにガイドが印字されているので、
それが指しているビスを外せばOK。
ビスを外したら、フレキの爪を上げてフレキをコネクタから外します。
フレキの下に矢印が印字されたタグのような物があり、それを矢印方向へ
ゆっくりと引っ張っていくとバッテリーと本体を付ける両面テープが剥がせます。
途中でテープが切れて、残ってしまった…
新旧バッテリーの比較
交換バッテリー取付け
- M2ビス6本取付け
- M1.2ビス4本取付け
- ケーブルフォーミング
- フレキ取付け
こんな順で取付けやっていきます。
バッテリーパックのビス用穴と、本体側ビス穴位置が微妙にずれていました。
樹脂成形の精度が甘いのか、バッテリー膨張による変形でしょうか?
フレキが斜めに刺さらないように、ガイドライン(下図 矢印部)を参考に指します。
きっちりとまっすぐ指したら、コネクタの爪でラインが隠れるようですね。
フレキ斜め刺しでショート → 部品死亡 というのを製造業時代に体験しているので何度か角度確認しました。
ボトムカバーと、底面の滑り止めゴムを取付けて交換完了です。
ボトムカバーのビス穴もずれていたので、
バッテリーパックの膨張による本体の変形は可能性高そう。
カバーの隙間が見えるようになって1月以内に開けたのに、変形していたとしたらバッテリーの膨張による影響受けるの早すぎる。
今回、正規サポートによるぼったくり サービス料と交換期間を嫌い。
交換用バッテリーの注文と交換作業を自分で行ってみました。
メーカーによる有償修理の場合
金額概算:3万円~4万円(本体確認後に増加の可能性有り)
修理期間:約1ヶ月(部品手配によって増加の可能性有り)
今回の修理費用
交換用バッテリー:7,920円
修理期間:2時間
1/4 の費用と1/360の時間で交換修理できました。
工具が多少必要ではありますが、全て100均で揃うものでまかなえます。
自分でやれるものはやって良いと認めて欲しいものです。
費用もそうですが、PCが使えない期間が長すぎて、代替機準備とかホント嫌。
コメント
私も同型機でまったく同じ状態でした。HPのWebサイトで確認しましたが、この型はバッテリー無償交換の対象になっていなかったので、手順を参考にさせていただき、自分でバッテリー交換しました。無事交換できました。〇万円セーブできたということか。助かりました~