アクションカムと言えば「GoPro」。そんなGoProはアクションカム以外にも使える。
例えばWebカメラとして。
と言うわけで、今日はGoPro9 HeroをPCに接続して、
Webカメラとして使う方法をご紹介して行きます。
最後の方で画角についても紹介しておきますので、購入検討の材料にどうぞ。
Webカメラにする2種類の方法
GoProをWebカメラにするのは2種類の方法があり、環境によって選択することになります。
大きな違いはPCとGoPro本体をどのケーブルで接続するか?というところ。
- USBケーブル接続
- HDMIケーブル接続
1番目の方法はUSBケーブルでGoProとPCを接続してUSB-Webカメラとして扱う方法。
2番目は出力映像をHDMIケーブルでPCへ取り込ませ、何らかの方法でPC側にはカメラ映像だと思わせる方法。
※PCへの取り込み以降の説明は今回はありません。
1. USBケーブル接続
【準備するもの】
- GoPro本体
- PC
- USBケーブル(GoProとPC間の接続ができるもの)
- GoPro Webcam
USBケーブルはGoPro購入時に付属でついてくるUSB-C-AのケーブルでもOKです。
延長ケーブルを使っても問題ありませんでした。
【注意】
記事執筆時点でGoPro Webcam(Windows版)はベータ版です。
動作不具合等があることを理解した上で、自己責任の元ご利用ください。
【やり方】
まずはGoPro Webcamというソフトをこちらからダウンロードします。
ダウンロードしたインストーラーを実行し、GoPro Webcamをインストール。
———- ここまで初回時 ———-
スタートメニューよりGoPro Webcamを実行
タスクトレイに
GoPro本体の電源と入れ、USB接続が「GoPro Connect」になっていることを確認
GoPro本体とPCをUSBケーブルで接続
タスクトレイのアイコンに青丸
あとはZoomクライアントなどを起動して、カメラソースに「GoPro Webcam」を設定
-以上-
2.HDMIケーブル接続
【準備するもの】
- GoPro本体
- PC
- HDMIケーブル(1方はミニであること)
- メディアモジュラー
映像出力をHDMIで行うため、メディアモジュラー必須です。
【やり方】
HDMIケーブルをGoPro(メディアモジュラー)に差し、もう一方をキャプチャボードなどに接続
GoPro本体の電源を入れる
-以上-
PCと繋ぐまではほとんどやることありません。
PC側で”カメラ”として扱わせるのが一手間だからかな…
【注意点】
・GoProの電源自動OFFを「なし」に設定しておく必要がある。
・GoPro本体の液晶は何も映らなくなります。
画角調整
それぞれのやり方で画角の調整ができました。
●USB接続(GoPro Webcam)
タスクトレイのアイコンを右クリックし、Digital Lens > から選択
●HDMI接続
GoPro本体の画角変更(※本体液晶は使えません)
下図の位置にカーソルを合わせてタップで切り替え
それぞれの画角イメージを貼っておきます。
GoProから被写体(私)までの距離は約80cmの距離で撮影しています。
まとめ
準備する物が少ないがWindows環境ではベータ版のソフトを使うUSB接続か、
メディアモジュラーに加え、HDMI映像をPCに取り込む機器・ソフトが必要となるHDMI接続か
使う環境や予算に合わせて選択ですね。
USBでの接続は、Webカメラとして繋ぐか、画像・映像をPCに転送するための接続かで
GoProの設定を逐一変更するのか手間かなぁと感じました。
HDMI接続時は電池アイコンやSDカード残量アイコンが表示されていますが、
下図右の「目にスラッシュアイコン」タップで非表示になります。
これも接続毎にやらないと、電池アイコンが映り込む…
それぞれの画角比較動画を下記よりご覧頂けます。
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