一人で? or みんなで?

仕事において、

『一人で仕事を進める方が効率も良いし、その人のやる気も出る』というパターンと、

『チームで仕事を進めるほうが効率も良いし、その人のやる気も出る』というパターンが有ると思います。

そのパターンに合わせた言葉を使うと、その人のやる気を引き出す事が出来ます。

そして、そのパターンは行動だけでなく、その人が使う言葉にも表れています。

仕事のオファー

たとえば、次の仕事のオファーで次のどちらの方があなたはやる気が出ますか?

「この仕事はあなた一人の責任の元で進めて欲しい」

「この仕事はあなたのチームの責任の元で進めて欲しい」

もし、どちらの言葉も魅力的に感じないし、やる気も出ないなと言う場合は、
こんな言葉ではどうでしょうか?

「この仕事は複数人で、それぞれに責任を持たせて進めて欲しい」

 

この3つのパターンの言葉それぞれに,魅力的に感じる人、やる気が出る人が居るのです。

あなたが『魅力的に感じ無いな』という言葉でも、それを魅力的に感じる人が居るということです。

連携

この3つのパターンはLABプロファイル®では連携と呼ばれます。

一人の責任で・・・は個人型

チームの責任で・・・はチーム型

複数人でそれぞれの責任で・・・は近接型と定義されています。

個人型

個人型の人は誰かと仕事を分担するよりも、一人で完結できる仕事を魅力的に感じますし、

仕事をする環境は、周りに人がいない環境を好みます。

チーム型

チーム型は個人型の人とは逆で、一人で仕事をするよりも、みんな(チーム)で仕事をする事に魅力を感じます。その仲の誰か一人が責任を負うと言うよりも、チーム全体が責任を負うという方が良いのです。

仕事をする環境は、周りにチームメンバーがいて、お互いの顔が見られる環境を好みます。

近接型

近接型は、複数人で仕事をする事に魅力を感じます。チーム型と違うのはチームの中の一人一人に、それぞれが責任を負う部分がある。ということが大切です。

仕事をする環境はチーム型と同じくお互いの顔が見られる空間の方が仕事が捗ると考えています。

 

どのタイプが優れている、劣っているということはありません。

ただ、タイプがありますよってだけです。

言葉使い

どういった環境を好むのか、というのは行動に表れます。

そして、このタイプ分けは行動だけでは無く、言葉使いにも表れます。

個人型

個人型の人は、複数人で仕事をしていたとしても話の仕方は自分が・・・と言うものが多くなります。

「私が・・・」や「私は・・・」という主語で話す事が多いのです。

チーム型

チーム型の人は、みんなで・・・という話し方が多くなります。

大部分をその人が担当していてもチーム全体でやった(やる)という話し方になります。

「私達は・・・」「みんなで・・・」

言葉掛け

例えばの話で、仕事のオファーの話をしました。

相手のタイプがわかれば、その人にあった言葉掛けをすることで、

やる気を削ぐことを防げますし、仕事の結果も出すことが出来ます。

個人型の人には「あなたに・・・」という様な言葉を使って話をすると良いです。

チーム型の人には「みんなで・・・」という様な言葉を使って話をします。

 

あなたはどのタイプでしたか?そして、あなたの周りの人はどのタイプだと思いますか?

 

※このタイプ分けは性格を分類するものではありません。

ある種類の仕事の時は個人型という人も、別の種類の仕事の時はチーム型になることもあります。

仕事の場面だけでなく、私生活の場面でもこのタイプ分けは出来ます。

仕事では近接型の人も、私生活ではチーム型や個人型になることもあります。

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