前のエントリーで仕事へのモチベーションに影響する要因として
- 達成感や充実感
- その仕事の目的
- 評価・報酬
- 成功・失敗
ではないかと考えました。
今回はこれらの要素をどのように与えられていれば、違ったモチベーションができただろうかを考えます。
達成感・充実感
達成感・充実感は仕事が完了した時に得られるものですが、モチベーションへ影響します。
この仕事を終えた時に得られるであろう達成感・充実感が大きいと予想できればモチベーションは強くなります。
達成感・充実感は、仕事の内容に加えて、他の要素”仕事の目的”や”評価・報酬”との関係も大きくあります。そして、その仕事の完了する可能性にも関係します。
仕事の目的がとても小さいものであれば、得られるであろう達成感は小さいと感じ、
評価・報酬が小さければ、これも達成感は小さいと感じます。
仕事の目的や報酬が大きなものでも、完了させられる可能性が小さければ得られるであろう達成感は小さく感じます。
私の場合・・・
仕事の内容自体は問題無いのですが、後述する仕事の目的が全く見えなかったため、達成感・充実感を小さく感じていました。
どのようになっていれば?
仕事の目的にて記述。
仕事の目的
その仕事の目的が大きなもの(例えば…日本の企業の半分が使うものを作るとか、日本人の3割が使うものとか)であればモチベーションが強くなります。
※あまり大きいとプレッシャーも強くなります※
逆に小さな目的であったり、目的がなかったりモチベーションは弱くなります。
私の場合・・・
目的がわからなかった。
誰に向けて作るのか、どうしてそれを必要としているのかといった情報がなく、
質問しても曖昧な答えが返ってきました。
どのようになっていれば?
完了した時に自分自身やその周り、さらには社会への影響はどのようなものがあるのか、判断できる材料が与えられていれば変わっていたと思います。
評価・報酬
適切な評価がされていないと感じることが続けばモチベーションへ影響します。
私の場合・・・
定量的な評価基準がなく、評価がブラックボックス化していた。
個人の成績が良かろうが悪かろうが評価が変わっていなかった。
どのようになっていれば?
定量的な評価基準が存在し、評価内容が公開されていれば変わったのではないかと思います。
成功体験(失敗体験)
成功体験が多ければ自信に繋がり、仕事の完了する可能性は高く試算できます。
逆に失敗体験が多ければ不安材料になり、完了する可能性は低く試算できます。
多少、完了できる可能性が低くても、「逆境を乗り越えるぞ」というモチベーションに変えることはできます。
しかし、あまりにも失敗する可能性が低い(と感じる)場合は、「こんなのやっても・・・」となってしまいます。
私の場合・・・
類似する業務での失敗(個人でやりきってもプロジェクトが消滅する)が続き、
失敗したものと同じように始まった別のプロジェクトへ投入されたため。
「ああ・・・またか・・・」
どのようになっていれば?
組織として失敗を次に活かす活動を行い。それを公開していれば
「ああ・・・またか・・・」とはならず、「さあ、次だ」となっていたのではないかと思います。
まとめ
あくまで、私個人の状況で何が足りなかったのか、何があれば変わっていただろうかと考えてみました。
人によって、置かれた立場によって要因も違うでしょうし、変えるためには何があれば良いのかも違うでしょう。
ただ、対話によってそれが何なのかは知ることはできるのではないかなと思っていただければ幸いです。
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