人が成長し、成果を出し続ける組織を作るリーダー

人材育成は企業において、重要なプロジェクトであると私は考えています。

そして、人が成長する為にはその環境が揃っていることが必要ではないかと考えていました。

でも、どうやったら組織を環境を変えることができるのだろうかと悩んでいた時に、こんな本に出会いました。

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人を動かす5つの原則 トライブ

 

組織・人には5つの段階が存在し、上位の段階へ成長を促すことが組織・人の成長に繋がる。というものでした。

多くの人が感じている感情は「私の人生は最低だ」か「私はすばらしい(があなたはだめだ)」というもの。これはトライブでは第二段階〜第三段階の状態であると書かれています。

そして、第二段階〜第三段階の状態では人が成長する環境ではなく、成果を上げる環境でもないというものでした。

 

これよりも上位の第四段階や第五段階へ成長させるための、リーダーの振る舞いはどのようなものか、どのように集団を率いていけばよいかが、この本に書かれていました。

 

人を動かすのにリーダーシップは不要です

なぜ、優れたリーダーでも
新しい環境では失敗することが多いのか?

なぜ、並のリーダーでも
本来の能力よりも優れているように見えるのか?

なぜ、失敗ばかりしているリーダーなのに
部下に慕われるのか?

この疑問の解明に取り組むために
ある1人の男が2万4000人を対象にした
10年に及ぶ追跡調査を実施しました。

すると意外なことに
会社の中で部下を動かすのに
リーダーシップはほとんど関係ない
ということが分かったのです。

組織やチームで
人を動かすために必要なこととは?
人を動かす5つの原則 トライブ

 

社員がこぞって働きたい組織

多くの報酬を得られない中小企業でも、

「どうしてもそこで働きたい」

「報酬がなくても働きたい」といった企業がある一方で、

多くの報酬が得られる企業でも「ここで働くのは嫌だ」と言われる企業があります。

人が企業で働くのは、報酬以外にも大切な何かがあるということです。

Amazonを震撼させた会社の戦略

ザッポスという会社をご存知でしょうか?

この会社は靴の通販で大成功を収めて
売上1000億にまで急成長し
最終的にAmazonが買収した会社です。

急成長の秘密は顧客満足度がとても高く、
通販でリッツカールトンやディズニーランド
レベルの顧客サービスを実現しています。

それだけでなく社員満足度も異常に高く、
働きたい人が募集枠を求めて
空きが出るのを待っているそうです。

社員全員が幸せだからこそ
顧客にも幸せを届けることができる
というわけです。

優秀な人材が向こうから集まってくる会社は
やる気のない社員ばかりで成り立っている
会社とは勢いもパワーも全然違います。

Googleなどがその分かりやすい例です。

そのザッポスのCEOトニーシェイが
「ザッポスで無意識にやろうとしていたことが
体系化されている」
と絶賛した本がこの「トライブ」です。

人の問題で困っている人にとっては
とてもオススメできる本です。
人を動かす5つの原則 トライブ

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